農林中央金庫福岡支店と大分県森林組合連合会はこのほど、「木製品の素晴らしさ」を広めるため、大分市立東稙田小学校5年生に本棚を製作する木育授業(木工教室)を実施、学校の全クラスに大分県産材を使用した多目的用ボックス〔棚〕18基を寄贈した。木製品は大分県産スギの間伐材が使用され山国川流域森林組合が製作、農林中金が費用助成した。
現在、国内の森林は資源としての成熟期を迎え、木材利活用とその前提となる森林整備の必要性や森林の多面的機能の発揮(水源涵養・災害防止・生物多様性保全・地球温暖化防止等)に対する期待が高まっている中で、大分県森連は、地域の森林整備の中心的な担い手として森林の持つ多面的機能の発揮に貢献、農林中金は農林水産業の協同組合を基盤とする金融機関として、連合会を含めた系統組織の活動を金融・非金融面から支援している。