農林中央金庫前橋支店はこのほど、JAバンク群馬担い手向け専任担当者会議を開き、担い手向け専任担当者や農業金融担当者、TAC等約40名が出席、優良事例の展開や、意見交換を行った。
同会議は、昨年度開催した「JAバンク群馬担い手金融リーダー会議兼農業金融担当者交流会」に代わるものとして、名称を「担い手向け専任担当者会議」として開催。冒頭、同支店から、担い手向け専任担当者の役割や、モデルケース等を説明。その後JAから、自JAにおける取組事例の紹介が行われた。また、群馬県内で主に露地野菜の栽培を営む、農業法人の代表者が「農業の課題・JAの課題」と題し、講和を行い、農業経営に関する課題とJAに期待する役割を話した。講話の中で講師は、「多様化するニーズに応えるため、部門間で連携のうえ訪問活動、課題解決に取り組んでほしい」と述べた。
その後はグループディスカッションを実施。取組事例の紹介や講話を受けて感じたことや、今後自JAで何を取り組んでいきたいか等、活発な意見交換が行われ、参加者からは「外部環境等に目を向け、部門間で連携しながら積極的に訪問活動をしていきたい」といった意見も聞かれた。
同支店の三井良晃副支店長は出席者に向けて、「意見交換や講話で得た事を活かして、各JAの取組みをけん引していって欲しい」と話した。