NPO法人植物工場研究会と千葉大学は、9月26~27の2日間、同大学・柏の葉キャンパスでキュウリの栽培作物別研修会を開く。日本施設園芸協会が共催。
施設栽培の主幹作目であるにも関わらず養液栽培の実績がほとんどないキュウリについて、植物工場で生産を行うための基本の技術や背景となる理論、植物の特性を理解し、栽培管理に応用できる人材育成を目的にするもの。植物工場事業に興味を持ち、事業参入を考えている生産者、個人、企業の初級者が対象。
基本技術の講師を、千葉大学大学院園芸学研究科の丸尾達教授、塚越覚准教授、農研機構野菜花き研究部門の安東赫上席研究員が担当するほか、生産現場からの講師として、三菱ケミカルアグリドリーム顧問の稲山光男氏、徳島県南部総合県民局の原田正剛氏、北部九州胡瓜研究会会長の山口仁司氏を招く。
募集人数は30名程度、先着順。締切は9月20日。費用は一般が4万円、植物工場研究会会員が3万2千円、消費税・教材費等込。問合せは植物工場研究会(℡04―7137―8312)。