日本バイオプラスチック協会(JBPA)はこのほど、生分解性プラスチック製品の正しい使用方法と普及促進を目的に運営してきた「グリーンプラマーク識別表示制度」の名称を「生分解性プラマーク識別表示制度」に変更するとともに、マークデザインを制定し、黒色で表示する「生分解性プラマーク」、緑色で表示する「生分解性バイオマスプラマーク」の2種類を制定した。
マークの切り替えは、新たに認証された製品では7月以降、認証を更新する製品においては順次行われ、2024年3月までに切り替えを終えるよう進めていくとしている。
制度内容の変更では、「グリーンプラ」の名称を廃止し「生分解性プラ」と称することや、「生分解性プラ」のうち、同協会の定める「バイオマスプラ識別表示基準」(再生可能な有機資源由来物質を原料とする合成高分子化合物を成分として含むバイオマスプラスチック製品)を満たす製品を「生分解性バイオマスプラ」と称することが定められた。