農林中央金庫と長野県森連は、長野県に県産ヒノキ材を利用した空港看板を寄贈、信州まつもと空港入口に設置された。
農林中金は、森林・林業分野で、森林組合系統と連携し、公共施設への木製品寄贈や、子どもたちへの木育活動など、木のぬくもりや森林の大切さを伝える取組みを行っており、今回の取組みもその一環。
6月24日に行われた寄贈式で農林中金の和田敏希関東業務部長野県担当部長は「信州まつもと空港へ訪れる多くの方々の目に触れ、県民の皆様だけでなく、県外よりお越しの皆様にも、木のぬくもりに触れていただくことを目的としている。今回の寄贈をきっかけに、多くの方々に木の持つぬくもりや心地良さを感じていただくことで、国産材の利用拡大や長野県内の林業振興の一助になれば幸い」と挨拶。松本空港管理事務所の須山昌明所長は「寄贈いただいた空港看板は、空港の車道入口真正面に設置されており、多くの方々の目に留まる。また木の色が非常に引き立っており、まつもとの地に非常にふさわしい看板となった。県産材を利用した製品ということで、木のぬくもりを伝えながら、今後空港のシンボルとして多くの方々に親しまれていくのではと考える」と謝辞を述べた。