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名古屋市の中学校2校に木工教材を寄贈=農林中金・加子母森林組合

2021年5月26日

 農林中央金庫名古屋支店と加子母森林組合は24日、技術科木工教材を、名古屋市立笹島中学校に30セット、名古屋市立豊正中学校に200セット寄贈した。

 技術科木工教材は、幅の異なる2種類の檜板。学生は、技術科の教員の指導のもと、椅子やブックスタンド、プリントトレイなどを作成することができる。

 寄贈式では、加子母森林組合の細川正孝組合長、農林中金名古屋支店の千代康治支店長が、笹島中学校の鈴木丈二校長、豊正中学校の奥野卓校長に教材と目録を手交した。両校からは感謝状が贈呈された。千代支店長は、「現在、子供たちが木材に触れる機会が減少している。本教材をご活用いただき、木のぬくもりを実感してもらいたい」と述べた。

 全国の森林組合系統および農林中央金庫は、国産材利用拡大事業として、木製品寄贈や木育活動を進めており、今年で7年目となる。

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