㈱ファミリーマート(澤田貴司社長)は17日、スマホアプリ「ファミペイ」の電子マネー「FamiPay」の新サービスとして、〝後払い〟と 〝ローン〟サービスを今夏以降追加すると発表した。重点施策である「金融・デジタル戦略の推進」の一環。
「FamiPay翌月払い」は、「FamiPay」の残高が不足している場合でも、買い物や公共料金等の支払いを可能とする新たなサービス。最大10万円までの範囲でチャージの手間なく利用でき、翌月以降にまとめて支払いすることが可能。なお、同サービスの提供は、今春の施行が予定されている改正割賦販売法における登録少額包括信用購入あっせん業者へ、㈱ファミマデジタルワンが事業者登録の上、開始することを前提としたもの。
「FamiPayローン」は、手持ちの資金が不足している場合など、借入希望者を対象としたサービスで、ファミペイアプリからの申し込みにより、顧客の銀行口座への入金が可能なサービス。
これらのサービス提供は、新生銀行グループの新生フィナンシャル㈱、セカンドサイト㈱との協業により行う予定。ファミリーマートの膨大な購買データと、協業各社のノウハウや分析力を掛け合わせ、新たな与信の仕組みを構築する。
*「FamiPay翌月払い」「FamiPayローン」の利用には、本人確認や銀行口座の登録が必要、事前の審査がある。