日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

農水省

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第2次岸田改造内閣の新農林水産大臣に野村哲郎氏

 10日に成立した第2次岸田改造内閣の農林水産大臣に野村哲郎氏(自民・参・鹿児島)が就任した。  野村哲郎農相は同日、農水省で就任記者会見を行い、自身の選挙戦を振り返りながら、その中で訴えてきた〝食料の安全保障〟の重要性を重ねて強調し、「食料の安全保障について精一杯の努力を重ねていきたい」と意気込みを語った。  また、JA全中の中家徹会長は、談話「野村哲郎農林水産大臣の就任にあたって」を発表、「重要な転換期を迎える農政の舵取り役と確信」と述べた。

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月9日(火)

〈主な内容〉 ◎今日の人                林野庁長官に就任した 織田 央さん ◎3年度食料自給率はカロリーが1Pt増の38%=農水省  生産額ベースは国際穀物価格や海上運賃上昇等で4Pt減の63% ◎全農、農研機構などの共催で第1回直播たまねぎ現地研修会を開催 ◎「スマート農業産地モデル実証(ローカル5G)」に3地区の課題採択 ◎木材中の放射性セシウム濃度の10年間の変化を観測・解析=森林総研 ◎5ツ星お米マイスターが提案するお米にあわせた料理を公開=全農 ◎大雨による農林水産関係の被害額は8.4億円=8日時点 ◎ホット・ポイント 中高年と若者の...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月5日(金)

〈主な内容〉 ◎農水省拡大豚熱疫学調査チーム検討会が予防対策の「提言」  11件の発生農場の疫学調査踏まえた野生動物の侵入防止など ◎農水省が自民農林関係合同に飼料価格高騰等の状況を報告 ◎JAバンクが大雨で融資等「相談」対応 ◎JA・JA共済が共済金支払等の相談対応 ◎日本公庫も相談窓口を設置 ◎コロナ禍の農泊とアフターコロナに向けた課題テーマに報告会=政策研 ◎盛土等防災対策検討会で災害防止の基本方針案を提示=農水省等 ◎国交省が船舶の脱炭素化実現に向けバイオ燃料使用の実証試験 ◎米穀データバンクが2022年産米は全国作況101の平年並みと予想 ◎全農福...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月3日(水)

〈主な内容〉 ◎農福連携等応援コンソーシアムが総会を開催  4年度は優良事例の発掘と横展開を基本方針に ◎外国法人等による農地取得調査等の結果公表=農水省 ◎JA共済連参事の略歴 ◎JA共済連部長級異動者の略歴 ◎農林中金が広島県森連と連携、県産材使用のけん玉を寄贈、ワークショップも ◎JCAが法政大学大学院連帯社会インスティテュート「協同組合連携論」共同運営 ◎企業情報 ヤンマー/レンゴー ◎ホット・ポイント 真夏の果実

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農福連携等応援コンソーシアムが総会を開催

 農水省が事務局を務める「農福連携等応援コンソーシアム」(皆川芳嗣会長)が8月2日、WEBを併用して令和4年度の総会を開催。  事務局が提示した活動計画案によれば、「農福連携等推進ビジョンに示された『取組の輪の拡大』に向け、ノウフク・アワードの開催を通じた優良事例の発掘とその横展開等に取組む」ことを基本方針に設定し、各メディアと連携した情報発信により、農福連携の推進につなげる。  金子原二郎農相は「総会では、各界を代表する皆さんが一堂に介して、農福連携に関する意見交換を行うと聞いている。皆さんがお持ちの優れた知見が全国に広がっていくことを心から期待している」と挨拶した〔写真〕。 ...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月1日(月)

〈主な内容〉 ◎〈この人に聞く〉今後の農政の取組み方向  農林水産事務次官 横山 紳氏 ◎コロナ・物価高騰対策で2572億円の予備費閣議決定=政府  肥料コスト上昇分7割支援の肥料価格高騰対策事業に787億円 ◎自民農業基本政策検討委に米政策の推進状況報告=農水省  水田の作付意向は作付面積試算で約4.3万ha減少の見込み ◎高知県における早期栽培及び沖縄県の第一期稲の作柄は「平年並み」の見込み ◎農林中金が三井不動産ロジスティクスパーク投資法人とグリーンローンの契約締結 ◎企業情報 JA三井リース等/イワタニアグリグリーン等

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日本農民新聞 2022年7月25日号

このひと   今後の農政の取組み方向   農林水産事務次官 横山紳 氏      この6月、農林水産事務次官に横山紳氏が就任した。脱炭素化が世界的命題となる一方で、コロナ禍に見舞われウクライナ危機まで勃発するなど世界中で社会・経済活動に多大な影響が及んでいる厳しい環境下、農政の舵取りをどう進めていくのか、国際畑での経験も豊富な新次官に方向を聞いた。   食料安全保障上のリスクふまえた取組みを ■就任にあたって。  長期化するコロナ禍が世界中に及ぼしている影響は大きく、関連して昨年から顕著になってきた物価上昇の中、穀物...

農水省が水稲特集として令和4年度病害虫発生予報第5号を発表

 農水省は7月20日、水稲特集として令和4年度病害虫発生予報第5号を発表。水稲に関して、各地の平年値より発生が「多い」と予想される病害虫及びその地域、特徴について、注意を呼びかけている。  このうち斑点米カメムシ類は、発生が、北海道、北東北、北陸、東海及び中国の一部の地域で多くなると予想されており、北海道・岩手・石川・愛知・島根各道県から注意報が発表されている。本虫類による被害の程度は、出穂期、水田への本虫類の侵入量、カメムシの発生種の構成等によって異なるので、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、水田の観察を行い、防除の実施を。  いもち病については、中国及び南九州の一部の地域で多く...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年7月13日(水)

〈主な内容〉 ◎JA全農中期計画のポイント フードマーケット事業  JA全農フードマーケット事業部 竹内 仁部長 ◎農水省統計部が畜産統計(4年2月1日)を公表  乳用・肉用牛の飼養頭数は増加、豚、採卵鶏等は減少 ◎日本公庫が岐阜信連と連携、第三者承継方式で事業開始の就農者を支援  約10年経験を積んだ青年が肉用牛繁殖経営にチャレンジ ◎農協牛乳50周年記念オンライン牧場体験に50組の親子を招待=全農・協同乳業 ◎牛豚疾病小委で豚熱ワクチン接種後の免疫の分析・対応方針案提示=農水省 ◎農林水産省主要異動者の略歴④〔6月28日付就任〕 ◎ホット・ポイント 元気が...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年7月7日(木)

〈主な内容〉 ◎JA全農中期計画のポイント くらし支援事業  JA全農くらし支援事業部 山崎智弘部長 ◎J-クレジットで木材炭素固定量を吸収量に認証可能な案=林野庁  建築用材等として利用可能な品質の高い林木育成の促進など ◎農業融資実践力強化研修を開催  「実践力」を持った人材の育成に取組む=農林中金 ◎10月1日労働者協同組合法施行に向け特別企画イベント ◎病害虫発生予報第4号、水稲いもち病が南九州の一部で多い等=農水省 ◎農水省が肥料制度見直しに関する説明会開く、今月中旬には大阪で ◎人事 農水省/ヤンマーホールディングス ◎企業情報 中央コンピュータ...

政府がグローバルな食料安保対応で2億ドルを支援

 政府は7月5日、ウクライナ情勢の影響を受けて悪化した、グローバルな食料安全保障への対応として、合計約2億ドルの支援を実施することを決定。  今回の支援は、6月27日のG7サミットにおいて岸田首相が表明した約2億ドルの食料安全保障分野への支援を具体化するもの。①食料不足に直面する国々への食料支援及び生産能力強化支援、②中東・アフリカ諸国に対する人道支援としての緊急食料支援及びウクライナからの穀物輸出促進支援を、二国間支援や国連機関及び日本のNGOを通じて行う。

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日本農民新聞 2022年7月5日号

アングル   食料安全保障をめぐる情勢と対応方向   前 農林水産省 食料安全保障室長 (現OECD日本政府代表部参事官) 久納寛子 氏    新型コロナウイルスの世界的感染拡大、さらにはウクライナ情勢によるサプライチェーンの混乱などから、食料安定供給のリスクが顕在化し、食料安全保障についての議論が高まりをみせている。農林水産省大臣官房政策課食料安全保障室で室長(取材当時。現OECD日本政府代表部参事官)を務めた久納寛子氏に情勢と対応方向を聞いた。   食料安全保障の基本は国内農業生産の増大 ■食料安全保障をめぐる情勢と課題か...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年6月29日(水)

〈主な内容〉 ◎全農が「お米で作る鶏用飼料」の製法で特許取得  畜産物の自給率向上や水田の活用促進に貢献 ◎施設園芸・植物工場展GPECを7/20から東京ビッグサイトで=日施協 ◎農薬使用に伴う人に対する事故は22件=R2年度  農薬の誤飲が最多、農薬使用後の作業管理の不良も ◎JA貯金残高5月末は前年同月比1.3%増の108.6兆円 ◎家の光がJA生活文化活動担当者パワーアップ研修会 ◎全農とゴディバのコラボ第6弾、国産果実使用のチョコ商品3種発売 ◎全農が報道陣に「農協ごはん」製造のJA全農ラドファ工場を公開 ◎農林水産省主要異動者の略歴① ◎団体総会 ...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年6月22日(水)

〈主な内容〉 ◎農水省幹部人事 6月28日付、7月1日付  事務次官・横山氏、農水審議官・小川氏、林野・織田氏等 ◎食料安全保障に関するリスク検証を公表=農水省  輸入飼料穀物、燃油の価格高騰等を「重要なリスク」と評価 ◎3年度農地中間管理機構の実績等を公表=農水省  農地集積は2.5万ha増加、シェアは58.9%に ◎みどり戦略の2030年目標を設定=農水省  省エネなハイブリッド型園芸施設を50%に拡大等 ◎エシカル消費対応商品の21年度供給高が前年比1%増の2036億円=日本生協連 ◎「森林等への投資案件に係るガイドライン」中間とりまとめ公表=林野庁 ...

農水省事務次官・横山氏、農水審議官・小川氏、林野・織田氏

 農水省は、6月28日付、7月1日付で就任する幹部職員の人事異動を発表した。  6月28日付で、農林水産事務次官に横山紳氏(大臣官房長)、林野庁長官に織田央氏(林野庁次長)、大臣官房長に渡邊毅氏(水産庁漁政部長)、消費・安全局長に森健氏(畜産局長)、輸出・国際局長に水野政義氏(大臣官房総括審議官)、畜産局長に渡邉洋一氏(輸出・国際局長)、経営局長に村井正親氏(消費者庁政策立案総括審議官)、農村振興局長に青山豊久氏(大臣官房技術総括審議官兼農林水産技術会議事務局長)、7月1日付で、農林水産審議官に小川良介氏(消費・安全局長、6月28日付で大臣官房付)、消費者庁長官に新井ゆたか氏(農林水産審議官...

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農水省内検討チームが食料安全保障に関するリスク検証をとりまとめ

 農水省は6月21日、食料安全保障に関する省内検討チームを開き、「食料の安定供給に関するリスク検証」をとりまとめた。  食料安全保障上の懸念が高まりつつあることから、省内に武部農林水産副大臣をチーム長とする「食料安全保障に関する省内検討チーム」を立ち上げ、将来にわたって日本の食料安全保障を確立するために必要な施策の検討に寄与するよう、食料の安定供給に影響を及ぼす可能性のある様々な要因を洗い出し、包括的な検証を行ったもの。  会合では、チーム長の武部副大臣が「大臣からの指示に従い2月25日に食料安全保障に関する省内検討チームを立ち上げ、これまで食料の安定供給に関するリスクについて包括...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年6月20日(月)

〈主な内容〉 ◎全中が5年度水田農業対策に関する基本的考え方決定  食料安全保障の強化に向けた国産切替等の一層の推進など ◎台風シーズンを前に農水省が自然災害対策本部で省内体制を整備 ◎JAグループが〝国消国産〟を広めるキャンペーンを7月1日から開始 ◎有機農業の取組みに関する意識調査結果を発表=農水省  有機農業に取り組む理由は「よりよい農産物を提供」が7割 ◎国営造成施設の頭首工の総点検における再調査結果等を発表=農水省 ◎農林中金がDICとサステナビリティ・リンク・ローンの契約を締結 ◎「福島県沖地震被災地」「農福連携」の応援で「JA共済マルシェ」 ◎3...

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全国農業共済協会が5年度農業保険関係予算で農水省に要請

 全国農業共済協会が6月16日、農水省に令和5年度農業保険関係予算等に係る要請。農業共済の共済掛金に係る国庫負担金の確保などを求める要請書を髙橋博会長が金子原二郎農相に手渡した。

農水省とJミルクが「牛乳でスマイルプロジェクト」を発足

 農水省とJミルクは「牛乳でスマイルプロジェクト」を6月10日立ち上げた。  これまで牛乳乳製品の消費拡大に、年末年始や春休み、ゴールデンウィークに国民が協力し取組んできた結果、様々な関係者による取組みが消費拡大の大きな動きに繋がったことを踏まえ、立ち上げられたもの。  同プロジェクトは、酪農・乳業関係者や様々な企業・団体・自治体など、官民から多様な参加者が加わり、共通ロゴマーク〔図〕により一体感をもち、さらなる牛乳乳製品の拡大に取組む。

令和2年度食品ロス量が推計開始以来過去最少=農水省等

 食品ロス量が推計開始以来、最少となった。農水・環境両省が、食品ロス削減の取組みの進展に活かすため、食品ロス量の推計を行っているもので6月9日、公表した。  それによると、令和2年度の食品ロス量推計値は、522万tとなり、前年度から48万t減少した。これを国民一人あたりに換算すると、1日約113g(茶碗1杯のご飯の量に近い量)、年間約41kg(年間一人当たりの米の消費量約53kgに近い量)となる。  食品ロス量のうち、食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は34万t減少し、275万t、家庭から発生する家庭系食品ロス量は14万t減の247万tとなり、いずれも、推計を開始した平成24年度以...

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