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革新的ロボット研究開発基盤構築事業開始へ、ヤンマーHDのテーマ採択=NEDO

2020年10月23日

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「革新的ロボット研究開発基盤構築事業」を開始する。同事業では、ヤンマーホールディングス㈱の「果菜作物収穫システムの開発」が採択されている。

 「革新的ロボット研究開発基盤構築事業」は、多品種少量生産現場をはじめとするロボット導入があまり進んでいない領域にも対応可能な産業用ロボットの実現に向け、ロボティクスとは異なる分野も含めた幅広い大学研究者などとの連携を図り、産業用ロボットにおいて重要な要素技術の開発を行うもの。同事業には8社11大学などが参画し、企業のニーズに対し大学などが有するシーズを有効活用できるよう、将来の社会実装に向けた産学連携体制の基盤を構築する。実施期間は2020年度から24年度、予算は20年度2・5億円。

 採択された3テーマのうち、ヤンマーホールディングスの「果菜作物収穫システムの開発」は、果実および果菜の収穫ロボットを実現、実用化するため、不定形である作物構造及び果実を認識する果菜認識システムと、認識した果実を傷つけず収穫するためのエンドエフェクタに関する研究開発を実施する内容。千葉工業大学が参画する。

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