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現代の独身20代の食生活・食の安全への意識調査結果を発表=農林中金

2020年4月30日

 農林中央金庫は24日、「第3回現代の独身20代の食生活・食の安全への意識」調査の結果を発表した。

 農林中金では「世代をつなぐ食 その実態と意識」(2004年)から、各世代を対象に食に関する調査を継続して実施。今年は20代の独身男女を対象に〝食〟に関する意識と実態を探ることを目的に調査を行った。第1回調査(2008年)、第2回調査(2014年)とも比較しながら、この間の意識の変化も探った。また、昨今の社会情勢を踏まえ、食糧備蓄に関する質問を新たに設けた。調査対象は、首都圏に居住する20代の独身男女400人、調査期間は今年3月17日~29日。

 このうち、【食の安全への関心】は、「とても関心がある」(6・3%)人は1割未満だが、「まあ関心がある」(47・3%)を合わせると、〝関心がある〟人は過半数(53・5%)を超えている。〝関心がある〟は《女性》(62・5%)が《男性》(44・5%)を大きく上回る。「食品添加物」(55・1%)、保存期間(消費期限)(50・9%)が半数を超えており、「産地や材料」(40・2%)への関心も比較的高い。過去調査との比較では、〝関心がある〟は、前々回「70・5%」→前回「67・8%」→今回「53・5%」と低下傾向が続いている。個別項目でも「輸入食品」(同65・6%→45・0%→29・4%)、「農薬」(同61・3%→47・2%→29・9%)など、減少傾向が目立つ。「BSE(狂牛病)」や「鳥インフルエンザ」などが大きな社会問題となっていた12年前に比べると、食の安全への関心は全般的に低下傾向にある。

20代の食事の実態
●朝ごはんを「毎日食べる」若者は半数以下(45.8%)、回数の平均は週に4.7回、●昼ごはんによく食べるのは男女ともに1位「ごはんとおかず」、2位「おにぎり」。「家で弁当を作ってもらう」は増加傾向(前々回13.3%→前回17.3%→今回20.5%)、●夕ごはんは「家族に料理を用意してもらう」(68.0%)ことがある人が7割近くでトップ。「飲食店に行く」は減少傾向(前回61.8%→今回49.3%)、「自分で作る」約3割(30.3%)、●夕ごはんによく食べる料理1位は「サラダ」(女性1位、男性2位)、過去調査に比べ「サラダ」「味噌汁」が増加、「パスタ」が減少傾向、●自炊する(調理を手伝う)ことが「ほとんどない」(65.3%)6割以上、●夕ごはんに“手作り以外のものを使う(出る)”6割以上(63.5%)、●食費は月平均32,581円、1日あたり約1,086円。男性38,441円、女性26,928円で1万円以上の差。

食の安全に関する意識
●食については「カロリー・ダイエット」(42.0%)への関心が最も高い、●食の情報源は「インターネット」(67.0%)が12年前(26.5%)から3倍近く急伸。「新聞」(0.3%)、「テレビ」(24.8%)、「雑誌・本」(18.3%)はいずれも減少、●不測の事態に備えた「食糧備蓄」の平均日数は「4.6日」

食に関する意識
●食について関心が“ある”(とてもある+まあある)が8割超(84.5%)。4人に1人が「糖質制限」(26.0%)に関心、女性では4割(39.5%)。

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