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食品小売業で全国初、FSC認証かつ古紙100%リサイクル紙袋に切替え=コープさっぽろ

2020年4月8日

 生活協同組合コープさっぽろは、現在使用している用度品シルバーバッグ(衛生用品用)を6月から、食品小売業としては全国で初めて、「FSC認証()かつ古紙100%リサイクルした紙素材」に切替えをする(「紙袋(FSC認証)」への切替えは今月より実施)。

 コープさっぽろは、2008年の北海道洞爺湖サミットを契機に全国に先駆けてレジ袋の有料化(1枚5円)を開始。2015年7月には、レジ袋の一部素材をサトウキビ由来の原料に変更し、循環型社会の形成を推進してきた。このほど、7月のレジ袋有料義務化に合わせた取り組みの第一弾として、「FSC認証かつ古紙100%リサイクルした紙素材」に切替える。年間約250万枚使用しているシルバーバッグを紙袋(FSC認証)に切替えることで、プラスチックの使用量削減となる(年間約17t削減の見込み)。

*FSCは、木材を産出する森林自体と、そこから切り出された木材の流通や加工のプロセスを環境配慮及びSDGsの観点から認証する国際機関。

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