おかやまコープは、真庭バイオエネルギー㈱と「電気需給契約」を18日に締結した。電気の使用は4月1日から開始する。
おかやまコープは、温暖化温室効果ガス排出量を2030年に2013年度比で58%とする目標を立て、削減に取り組んでいる。真庭市は、「SDGs未来杜市(みらいとし)」として地域資源を活用した循環型社会の実現に取り組んでおり、2015年から地域の未利用木材の「木質バイオマス資源」を活用して真庭バイオマス発電所での再生可能エネルギー発電を開始、エネルギーの自給率の向上や中山間地域経済の活性化にもつなげている。
おかやまコープはエネルギーの地産地消への参加の具体策として、「包括連携協定」を締結する真庭市の真庭バイオマス発電所の電気を真庭バイオエネルギーから購入し、宅配など37施設(子会社含む)で利用する。また民間団体への電気供給は岡山県内で初となる。