農林中央金庫関東業務部と神奈川県森林組合連合会は18日、森林が担う役割の大切さを学ぶ「木育」を神奈川県茅ケ崎市立西浜小学校の4年生を対象に行った。
NPO法人かながわ森林インストラクターの会による「木材利用の大切さ」についての講話が行われた後、森林インストラクターの説明を受けながら、神奈川県産材を利用したコースターを作成。生徒たちは、「いい匂い」「せっかく自分で作ったから大切に使う」など、実際に木材に触れながら、楽しそうに木育活動に参加していた。
農林中金と神奈川県森連は14日、茅ヶ崎市に対して神奈川県産材で製作した学習机40脚と、今回の「木育」で使用された木育キット(コースター)を寄贈。学習机は同小学校の児童に利用される。農林中金では「多くの児童に木のぬくもり、木の大切さを学んでいただき、国産材利用拡大の一助となることを願っている」とコメントしている。