農林中央金庫大阪支店(福田仁支店長)は3日、大阪府産材を利用した木製品を大阪府(吉村洋文知事)に寄贈し、大阪府立上方演芸資料館で贈呈式が行われた。寄贈品は大阪府森林組合が製作した。農林中金では、農林水産業を基盤とする金融機関として、食・環境・地域社会に深くかかわる農林水産業への貢献を社会的な使命としている。その中でも、国産材の利用促進や、木材の良さを知ってもらうための取り組みの一環として、県産材を使った木製品の寄贈を全国的に展開している。
今回、寄贈された木製品は、スツール20脚、木製イーゼル10台、木製イーゼル台10台、木製展示台1台、木製演台1台、拍子木3組。上方演芸資料館で、設置・活用される。
贈呈式で、農林中金福田支店長は「上方演芸資料館の利用者に、木製品に触れていただくことで、大阪府産の木材の持つぬくもりや良さを身近に感じていただきたい」とあいさつ。目録を受け取った田中副知事からは「寄贈いただき大変ありがたい。利用者の皆様に、大阪府産材の良さを知ってほしい」と謝辞が述べられた。