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野菜づくりの知恵袋

2019年12月18日

板木利隆氏(農学博士、野菜技術士〔農業技術士〕)の『野菜づくりの知恵袋』

 今年10月逝去した、園芸技術の進歩に大きく貢献、今日の家庭菜園ブームを築いた功労者である板木利隆氏(農学博士、野菜技術士〔農業技術士〕)の遺稿『野菜づくりの知恵袋』〔写真〕が創森社から発刊された。

 月刊『JA広報通信』(JA新聞連発行)に20年余にわたり掲載したコラム「あなたもチャレンジ!家庭菜園」欄約240回分のなかから136篇を選定。〝自家用に野菜をつくったり、菜園を切り盛りしたりするときに、あると便利な実践的ワンポイントレッスン集〟。野菜の種類は、日本で栽培されているものだけでも150種類以上とされるなか、同書では、主だった野菜を取り上げて果菜類、葉茎菜類、根菜類、豆類などに分類。野菜ごとに科名、原産地はもちろん、品種や植えつけ方、育て方の基本や勘どころなどを著者の長年の経験をもとにわかりやすく解説している。第1章=果菜類のつくり方、第2章=葉茎菜類のつくり方、第3章=根菜類のつくり方、第4章=豆類などのつくり方、第5章=野菜づくりの基礎知識、で構成。野菜名での索引も掲載されている。四六判・212頁、定価1400円+税。

 妻の成子さんは、「『20年余りも連載したもので愛着もあり、ぜひ記録的な意味合いからも一書にまとめておきたい』との本人の遺志により、発刊させていただくことにしたしだいです。本書をとおして、野菜づくりの普及に打ち込んできた夫の足跡の一端をつかんでいただければなによりです」とあとがきに代えて寄せている。

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