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牛の行動モニタリングシステムがデンマーク農業研究機関の実証実験の対象に決定=デザミス等

2019年12月17日

 畜産向けIoT事業・コンサルティング事業を展開するデザミス㈱(東京都江東区、清家浩二代表取締役兼CEO)とNTTテクノクロス㈱(東京都港区、串間和彦代表取締役社長)は、デンマークの農業研究機関SEGES(セゲス)と共同で、牛の行動モニタリングシステム「U-motion」の実証実験をデンマーク国内で行う。

 U-motionは、牛の行動をリアルタイムでモニタリングするサービス。牛に装着した専用センサが採食、飲水、起立、横臥、歩行、反芻などの行動データを24時間収集し続ける。セゲスは、環境、衛生、アニマルウェルフェアなどに配慮しながら、デンマークの酪農・農業が効率的かつ競争力のある農業生産を目指し、農家へのコンサルテーションを行う組織。セゲスが行うコンサルテーションの中に、農家が新しい技術や手法を積極的に取り入れるために、農家に代わりその審査と導入支援を行うFarmTestの対象として「U-motion」の有用性が認められ、デザミスとNTTテクノクロスが実証実験に参画することが決定したもの。

 実証実験は今月から来年9月にかけてのべ600頭(約200頭規模の牛舎や牧場3か所)の規模で行われる。U-motionの機能の中で、発情アラートと疾病アラートが一定の基準を満たす品質であることを証明するための試験で、品種はすべてホルスタイン、フリーストール牛舎。

 今後、セゲスが認める性能をU-motionが有しているという試験結果が出た場合は、セゲスによりその結果がレポート化され、デザミスとNTTテクノクロスは、欧州を筆頭に他地域へU-motionの海外事業展開を進める予定。

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