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全国厚生連栄養士協議会が郷土料理のレシピ集を発刊

2021年5月14日

 JA厚生連病院の栄養士らで組織された全国厚生連栄養士協議会(唯根理子会長)は、「全国厚生連統一献立の日」で提供したレシピを1冊にまとめ、発刊した。厚生連病院が存在する全ての道県からの郷土料理が揃ったことを記念して発刊したもの。

 「全国厚生連統一献立の日」は、2015年に始まった取組。全国の厚生連病院で各地の郷土料理を、同日に、同じ献立で提供するもので、おおむね2か月に1度開催されている。

 レシピ集は、2015年9月に提供した鹿児島県の郷土料理「奄美の鶏飯」に始まり、今後提供予定の三重県の「天巻き」・富山県の「いとこ煮・ゆうびす」など、25道県から51の献立を掲載。厚生連病院がない5県の料理については、隣県の栄養士が紹介した。材料や作り方、栄養価、料理の写真を掲載するだけでなく、料理の歴史的背景などを紹介。また実際に食した患者の声や栄養士からのメッセージ・説明も記されている。

 レシピ集は、A4判カラー44ページ。厚生連病院などのロビーや待合室に置かれる予定。

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