JA全厚連は、(公財)日本対がん協会、(公財)結核予防会、(公財)予防医学事業中央会と共同で、コロナ禍においても健康診断の受診を呼びかけるリーフレットを作成した。4者は以前から協力して政府への要請活動等を行ってきたが、共同でリーフレットを作成するのは初めて。今後、各厚生連を通じて厚生連病院や診療所、JAなどから、利用者・組合員等に配布される。
コロナ禍において健診受診者が減少する中、がんや心筋梗塞等の生活習慣病や結核、自覚症状が現れにくい病気などの発見が遅れることが危惧されている。リーフレットでは、「特にコロナ禍では生活リズムが崩れ、体調管理が難しく、健康診断を受診することでご自身の健康を確認することができます」「健診機関においては『密』にならないよう受診者の間隔への配慮や、検温や消毒などの感染防止に努めています」と、健康診断の受診を呼び掛けている。