JA全農は20日、第13回乾椎茸入札会を開いた。入札本数は、栃木352本、大分95本、熊本80本ほかの574(前回375)ケースで、平均値はキロ当たり2643円の保合。高値は、栃木・JAはが野の「特小上厚」でキロ当たり4910円だった。
品柄・入札結果について全農では「出品物は東日本から2年産春子・秋子、九州からは秋子が出品された。年末の販売が小売りを中心に前年比100%を上回ったこともあり、買い気の強い商社が多いことが期待されたが、緊急事態宣言下ということもあり、実参加は9社、リモート参加が10社となった。軽めのこうしん系やスライスは引き合いが強かったが、重めの厚肉系については引き合いが弱く、全体としては保合となった」としている。
今後は、3月10日に一般入札会、4月14日に静岡現地入札会、22日に九州現地入札会の開催を予定している。