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収量安定性を改善した加工用イチゴ新品種を育成=農研機構、アヲハタ

2020年10月27日

 農研機構とアヲハタ㈱(広島県竹原市)は、収量安定性を改善した加工用イチゴの新品種「夢つづき2号」を育成した。

 夢つづき2号は、▼春季に安定して開花し、1株当たりの収量が「夢つづき」より多く、果実の重さは「夢つづき」と同等、▼果実が円すい形で硬く、収穫作業性も優れる、▼色が明るく加熱しても風味が残り、加工適性が高い、といった特徴を有する。

 イチゴは生食に加え、ジャムをはじめ加工用途においても幅広く利用されている。加工用のイチゴは、露地栽培が主流なため収量が天候に左右されやすいことが課題とされる一方、国内のイチゴの品種育成は生食用が中心で、加工用の品種育成はあまり行われていなかった。そこで、農研機構とアヲハタは共同で、加工に適し露地環境でも栽培が容易なイチゴの新品種の育成に取り組み2015年「夢つづき」を育成したものの、春季の気温上昇により開花が不安定となり、収量が低下するという課題があった。

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