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りんごエタノールを配合した「ウエットティッシュ」を発売

2020年10月16日

 独自の発酵・蒸留技術で提携農家が作ったオーガニック米を活用したオーガニックエタノールと発酵粕を製造する㈱ファーメンステーション(酒井里奈社長)は14日、シードルの醸造副産物であるりんごの搾り残さから高濃度アルコール「りんごエタノール」を高効率に精製することに成功したと発表した。

 JR東日本スタートアップ㈱、アサヒグループホールディングス㈱の独立研究子会社であるアサヒクオリティーアンドイノベーションズ㈱との協業。アサヒグループとJR東日本グループが、りんごの酒「シードル」の醸造工程から発生する副産物の搾り残さをファーメンステーションに提供し、同社がそれを原料として発酵・蒸留し「りんごエタノール」を精製。アサヒグループが、りんごエタノール発酵プロセスの改良に技術協力し、効率的なエタノール精製プロセスが完成した。

 なお、同日から、ファーメンステーションは、りんごエタノールとオーガニックライスエタノールを配合した『お米とりんごの除菌ウエットティッシュ』〔写真〕を全国で発売した。10枚入り、希望小売価格170円(消費税別)。99%天然由来原料使用、無香料。(一社)日本衛生材料工業連合会が定める基準の除菌性能テストによって除菌効果が認められている。

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