楽天農業㈱(愛媛県大洲市、遠藤忍社長)は、大洲市にオーガニック野菜の冷凍加工に特化した冷凍野菜工場を新設、今月中旬から稼働を開始する。
同工場では、同社が管理する有機JAS認証を取得済みの農地で栽培されたオーガニック野菜のカットや冷凍加工、梱包、出荷などを行う。冷凍加工・品質管理を含む生産工程における有機JAS認証も取得する予定。オーガニック野菜の栽培から冷凍加工までの全ての工程で有機JAS認証に適合した一元管理を導入する。生産された冷凍野菜は、楽天㈱(三木谷浩史会長兼社長)が提供する農業サービス「Rakuten Ragri」を通じて3月から個人・法人向けに販売を開始する予定。
楽天農業では従来よりオーガニック野菜加工事業に取り組んでいるが、近年の冷凍食品市場の需要の高まり等を踏まえ、今回冷凍工場を新設。オーガニック野菜の栽培から冷凍加工まで一貫して自社で取組むことで日本国内におけるオーガニック市場の拡大を目指すとしている。