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「NEC営農指導支援システム」最新版の提供を開始=NECソリューションイノベータ

2019年9月30日

 NECソリューションイノベータは26日から、「NEC営農指導支援システム」最新版の提供を開始した。

 最新版では、農業産地で蓄積した気象・環境・生育・出荷などの実績データを「説明可能なAI」を用いて分析し、生育や収穫量に影響する要因のさまざまな条件における影響度や関係性を可視化して、予測モデルを提示。これを生育予測や生産予測へ活用することが可能だという。果菜、葉菜においては予測モデルを活用して生産予測を行い、週単位の出荷量などの予測結果を提示する。また、GIS(地理情報システム)による地図情報、および農業データ連携基盤と連携し、農地境界を示す農地地図情報を提供。これにより、地図上で圃場全体の状況を把握し、各圃場ごとの生育状況などの詳細情報を確認することが可能となる。加えて、農業データ連携基盤と連携し、利用制限情報を含む農薬登録情報を提供することで、これまでの農薬散布記録を踏まえた適切な農薬散布の実施を支援する。

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