日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

埼玉県産食材が「ふるさと小包」に

2021年4月21日

 業務用食材卸の関東食糧㈱(埼玉県桶川市)は、埼玉県内の一部郵便局の協力のもと、4・5月限定で埼玉県産食材を詰め合わせた、①オール埼玉らーめんセット(税込2900円)、②埼玉県産食材を使ったリゾットセット(同2800円)、③ヨーロッパ野菜研究会の野菜セット(同3100円)、3商品を「ふるさと小包」として販売している。

 「リゾットセット」に使用されているのは、さいたまヨーロッパ野菜研究会が作ったリゾット専用米。「野菜セット」は同研究会がつくる西洋野菜で、【4月】はルッコラ、スイスチャード、レッドビーツ、サラダラティーナ、スカーレットフリル、【5月】はルッコラ、カリフローレ、紫水菜、ズッキーニ、カリーノケール、と〝旬なものを届ける〟ために申込月によって野菜の内容を変更する。

 さいたまヨーロッパ野菜研究会は、2013年に発足した、ヨーロッパ野菜を独自に栽培・出荷しているさいたま市の若手農家集団。現在は13名の農家が年間約70種のヨーロッパ野菜やカラフルな野菜を出荷し、埼玉県内を中心に多くの飲食店で使われている。

keyboard_arrow_left トップへ戻る